2016年に「アメリカンデラックスシリーズ」がリニューアルし生まれ変わったフェンダーのライン「アメリカンエリートシリーズ」。
新たなFender(フェンダー)社のエレキギターのスタンダートラインです。
今回はFender(フェンダー)アメリカンエリートシリーズのストラトキャスターの特徴を紹介します。
目次
Fender(フェンダー) アメリカンエリートシリーズの特徴
2点支持トレモロ
トレモロユニットを2つのねじで止めることによりアーミングの操作性を向上させています。
また、ブロックサドルを採用することで立ち上がりの良さとサスティーンを稼いでいます。
ヒールカット
ネックとボディの結合部をえぐることによりハイポジションでも高い演奏性を実現させています。
アメリカンエリートシリーズは控えめなヒールカットですが、これは音の伝導性を高めるためです。
ストラップロック
アメリカンエリートシリーズには標準装備でストラップの外れを防止するストラップロックが搭載されています。
楽器の持ち替えを行う際にもスムーズに持ち替えが可能です。
S-1スイッチ
ボリュームポッドに仕込まれたS-1スイッチにより2種類のストラトサウンドを作り出すことを実現しています。
S-1スイッチをオンにすることで疑似的なハムバッカーを作り出すことにより太いサウンドを生み出します。
ソフトタッチ・ノブ
ノブの表面にゴムを採用しておりスムーズなトーン、ボリュームコントロールを可能にしています。
アメリカンデラックスシリーズからアメリカンエリートシリーズへの変更点
ネックグリップ
アメリカンデラックスでは「モダンCシェイプ」と呼ばれる厚すぎないネックグリップでした。
アメリカンエリートシリーズではハイフレットになるにつれて太くなる「コンパウンド・バックシェイプ」が採用されています。
指板材
アメリカンデラックスシリーズではローズウッドが採用されていましたが、アメリカンエリートシリーズではエボニーが採用されています。
ペグ
アメリカンエリートシリーズではロックペグが採用されています。
これによりスムーズな弦交換と安定したチューニングが実現されています。
ピックアップ
アメリカンエリートシリーズには新たに開発された「New 4th Generation Noiseless」ピックアップが採用されています。
このピックアップは低音が前に出るロック向きなサウンドが特徴です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アメリカンエリートシリーズはストラトキャスターの伝統的なサウンドと現代的的なプレイアビリティを持つ進化したストラトキャスターです。
今回の記事が参考になれば幸いです。