Gibson(ギブソン)の定番モデルといえばレスポールが有名です。
Fender(フェンダー)と共に、数多くのアーティストに愛用されるエレキギターのトップブランドです。
今回はGibson(ギブソン)の定番モデルを紹介します。
目次
Gibson(ギブソン)とは
Gibson(ギブソン)の歴史は古く、1894年にマンドリンの製造からスタートしました。
ギターブランドとなってからは多数の人気モデルを生産し、Fender(フェンダー)のストラトキャスターと並ぶエレキギターのスタンダード、レスポールを生産しています。
1930年ごろにはすでにアーチトップギターのトップブランドでした。
以来、プロのレコーディングでGibson(ギブソン)のギターをレコーディングで多く使われ、誰もが聴いたことのあるサウンドです。
Gibson(ギブソン)の定番モデル
レスポール
レスポールモデルはギタリストのレスポールのシグネチャーモデルとして開発されました。
1960年にはモデルチェンジのため、一時生産を中止しましたが、エリッククラプトンや ピーターグリーンなどの著名なミュージシャンが使用し、人気が爆発しました。
その後レスポールと再契約をし、生産を再開します。
現在でも多くのミュージシャンに愛用されるモデルです。
使用アーティスト Slash、Jimmy Page、Zakk Wyldeなど
SG
SGはレスポールの後続機として開発されたモデルです。
レスポールとして小型化、薄型化、プレイアビリティの向上を目的に開発されましたが、ギタリスト、レスポール氏はシグネチャーモデルとして認めず、以来このモデルは「SG」と呼ばれるようになりました。
しかし、様々なアーティストが使用し、現在でも高い人気を持ちます。
使用アーティスト Angus Young、Derek Trucks、Carlos Santanaなど
フライングV
フライングVはV字型のボディが特徴的なエレキギターです。
発売当時はその奇抜なデザインが受け入れられず、翌年には一旦生産が中止されています。
しかし、著名なアーティストが使用し始め、コピーモデルが多く出回ったため、Gibson(ギブソン)は1980年にフライングVを復刻しました。
ブルースからメタルまで幅広いジャンルのアーティストが使用しています。
使用アーティスト Jimi Hendrix、Lenny Kravitz、Michael Schenkerなど
エクスプローラー
エクスプローラーはフライングVと同時に発売された、特徴的な見た目のエレキギターです。
フライングV同様に奇抜なデザインが世間に受け入れられず、翌年に生産を中止しています。
しかし、他社のエクスプローラータイプのモデルがヒットしたため、Gibson(ギブソン)は生産を再開しました。
使用アーティスト Eric Clapton、Gary Moore、The Edgeなど
ES-335
ES-335は商業用としては世界初のセミアコースティックギターでセミアコースティックギターの代名詞といえるモデルです。
アコースティックサウンドをソリッドギターに持たせることを目的に開発されており、ボディは空洞ですが中央にはセンターブロックと呼ばれる木の板が入っています。
ジャズやロックなど、様々なジャンルで使用されており、多くのプロが愛用しています。
使用アーティスト Larry Carlton、 Chuck Berry、Eric Johnsonなど
ES-175
ES-175はフルアコを代表するモデルで、 ジャズやブルースではお馴染みのモデルです。
乾いた中にも太く艶やかなトーンと、取り回しの良さが特徴です。
アンプに繋いだサウンドはもちろん素晴らしいのですが、 ES-175はアコースティックギターとしても使用できます。
生音は通常のアコースティックギターには劣りますが、サウンドのクオリティは素晴らしく、ジョーパスのアルバムでは生音でレコーディングされたものもあります。
使用アーティスト Joe Pass、Pat Metheny、Wes Montgomeryなど
まとめ
いかがでしたでしょうか。
多くのギタリストの憧れのモデルであるGibson(ギブソン)は多くのギタリストを魅了してきました。
今回の記事が参考になれば幸いです。